Current Exhibition.gif

 

ナイル・ケティング パフォーマンス「Vol.0」

 

監督|ナイル・ケティング
出演|アーニー・ガーリッド
ドラマツルギー|フアン・フェリペ・アマヤ
制作協力|LABOR SONOR / MOVING MUSIC Festival

 

 

 

概要:
公演名 Vol.0

 

公演日:
2016年12月17日(土)19:00開場/19:30開演

 

タイムテーブル:
19:00 開場
19:30 開演(20:15終了予定)
休憩(15分)
20:30 トークセッション(21:30終了予定)
DJパフォーマンス 松本望睦
22:00頃 終了

 

トークセッション:
時間:20:30 ~ 21:30
テーマ:「カルチャーから派生する音楽 —新たなミュージックカルチャー」
登壇者:Shimpei Kaiho (melting bot)、ナイル・ケティング(アーティスト)
アーニー・ガーリッド(歌手・パフォーマー) 、フアン・フェリペ・アマヤ(ドラマツルギー)
※同時要約サブタイトルあり
※チケットをご購入の方のみ、ご参加いただけます。

 

入場料:
¥1,300 パフォーマンス・トークセッション共通
(スタンディング・一部座席あり先着順)
チケット販売: PASS MARKET
http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01aciwyi69k0.html

 

会場:
山本現代
140-0002東京都品川区東品川1-33-10-3F tel. 03-6433-2988
お時間に余裕を持ってご来場ください。

 

 

 

山本現代では、2016年最後のギャラリーイベントとして、来る12月17日土曜日の一夜に
ナイル・ケティングによる「Vol.0」日本初公演を開催する運びとなりましたので、ご案内いたします。

ベルリン在住のアーティスト、ナイル・ケティングは、歌手、ヴァイオリニストであるアーニー・ガーリッドとともに、
古典的な音楽教育を背景にした音楽制作における身体的行為や、「タレント」、「スター」と呼ばれる人の作られ方について興味を持ち、実験的制作を続けてきました。
本パフォーマンス「Vol.0」はナイル・ケティングが監督を務め、出演にアーニー・ガーリッド、ドラマツルギーにフアン・フェリペ・アマヤを迎え、
2016年9月にベルリンのBallhaus Ostにて初演を終えました。

「舞台上での身体の実在とはなにか?」
「ショウ・ビジネスや身体の演出を通じて、どのような状況が現れるのか?」

「Vol.0」は、このような様々な問いを投げかける大変興味深いパフォーマンスとなるでしょう。

 

また、公演後には海法進平氏 (melting bot) をお招きし、「Vol.0」を作り上げた3人とともに
「カルチャーから派生する音楽 —新たなミュージックカルチャー」をテーマにトークセッションも行います。

 

なお、ナイル・ケティングは本パフォーマンスの直後、同月21日から銀座メゾンエルメスフォーラムにてグループ展「曖昧な関係」にも参加いたします。
久しぶりの来日となるこの機会に皆様と、日本、ヨーロッパ各地で活躍する気鋭のアーティストがつくる新しい世界観を、共有できましたら幸いです。

 

 

 

「Vol.0」によせて
ナイル・ケティング

 

今日、私たちはより卓越した音楽家を輩出するために多くの手法を生み出し、それを実践しています。
また、これまでの歴史の中でも-才能の有無に関わらず-大勢のスターが世に送り出されてきました。
ほとんどの音楽家は、親の意思や彼ら自身の意思によって、幼い頃からレッスンを始めます。
ヴァイオリニストであり、著名な音楽教育家である鈴木鎮一(1898年〜1998年)が残した言葉に、「才能は生まれつきではない。」というものがあります。
仮に、私たちが母親のお腹にいる時すでに才能が宿っているのだとすれば、生まれた後、それはどのように操作され、作られるのでしょうか?
また、他者にどのようにして共感を与えるのでしょうか?
「Vol.0」は、古典的な音楽教育における物質性や身体性とともに、音と音響体験を通じて、経済や政治的側面にも新たな可能性を与えようとしています。

 

©Nile Koetting, Photo by Ink Agop

 

プロフィール

 

ナイル・ケティング
日本生まれ。多摩美術大学卒業。現在はベルリンを拠点に活動。
映像、パフォーマンス、音響、インスタレーション、執筆など幅広い分野を横断する作品を発表。
自身が育った情報化社会に影響を受けた作品は「新しい身体論」と「感覚」をテーマとしており、その多くは科学者や哲学者との恊働と専門的なリサーチに基づいている。
近年の主な展覧会に「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館、東京、2016年)、「3HD Festival」(Hebbel am Ufer, ベルリン、2016年)、
「GLOBALE:New Sensorium」(ZKM、カールスルーエ、2016年)がある。

 

アーニー・ガーリッド(出演者)
アメリカ生まれ。ベルリン在住。
スミス大学で文学を専攻。ニューイングランド音楽学校でヴィオラの奏法、ケルンのHochschule fur Musixで中世音楽、バーゼルのSchola Cantorumにて声楽を学んだ。
歌手やヴィオラ奏者として、音に関する革新的手法の最古または最新の表現形式に興味を持っているほか、異なるメディアを交え、その再解釈や相互作用にも積極的に関与している。
ガーリッドは、これまでもCat Lambやナイル・ケティング、Marc Maier、Niklas Seidl, Rishin Singh, Joseph Kurdika, Henry Andersenなど、
多くの若い作曲家やアーティストとコラボレーションしており、De Nieuwe Philharmonie Utrecht, Solistenensemble Kaleidoskop, Handel & Haydn Society, Songs, Konzert Minimal, Arcades, and Arcadia Players とも定期的に共演を行っている。
4月には、Bill Kouligas がオーナーを務めるVolksbühneにて、PAN labelによるオペラに出演したほか、パフォーマティヴ・インスタレーションのフェスティバルであるPacific Bodiesの企画を補佐し、Studio8での実験的音楽シリーズのプログラム企画やCTM Festivalにも関わるなど、幅広く活動をしている。

 

フアン・フェリペ・アマヤ(ドラマツルギー)
ベルリンのHZTでダンス全般と振付を学ぶ。パフォーマー、振付師、ドラマツルグとしてベルリンを拠点に活動中。Deutsches Theaterと Volksbühneでゲストアシスタントとしての経験を積み、さらに、バルセロナのInstitut del Teatreでドラマツルギーや舞台演出を学んだ。バルセロナでは、自身による監督作を製作している。2014年よりナイル・ケティングとコラボレーションを行う。