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グループ展「メメント・モリ~愛と死をみつめて~」

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白金アートコンプレックス(略称SAC) では、5月18日( 土) まで、全館合同展覧会「 メメント・モリ ~愛と死を見つめて~」を開催致しております。SAC のグランドオープンから5周年を記念し、現代美術から古美術にわたる多種多様な分野を扱う各フロアが、本展キュレーターを務める杉本博司の出した「お題」に答えるかたちで企画展示致します。問答の先に立ち現れる数々の作品は、絡み合うエロスとタナトスを魅せるにとどまらず、愛と死について、この永遠なる難題を皆様にも投げかけます。

3階・山本現代では、ヤノベケンジとビートたけしが協同し、”大地の怒り”を古井戸から立ち現れる巨大な亡霊的存在に具現化した巨大作品「アンガー・フロム・ザ・ボトム」の構想模型とエスキースを展示する一方、杉本博司作品「性電気発生装置」からは剥き出しの閃光がほとばしります。また、ビートたけしによる透明アクリル製「スケルトン跳び箱」は、単なるエロティックな道具であるにとどまらず、「(1)落ちる水 (2)照明用ガス、が与えられたとせよ」で論争を巻き起こしたデュシャンにもつながる美術的価値を有し、我々の生の始点を垣間みるための装置として純粋性をたたえます。また本展のお題<メメント・モリ>に基づき、ウィーン・アクショニスムスの鬼才ヘルマン・ニッチの写真とドローイング集(1971年)をご紹介します。なお4月24日からは、小谷元彦の新作も追加展示いたします。

 

 

 

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